Synopsis
「俺は、まだ死んでいなかった。」
閉ざされた部屋。目を覚まさない老人。
外には人がいるのに、助けを求める声は届かない。
「俺」「私」「ぼく」。男、女、少年、少女。
読み進めるたび、語り口も人物の呼び方も入れ替わる。誰の話を読んでいるのかさえ、わからなくなっていく。
それでも、ひとりでは帰りたくなかった。
目の前の人と、もう一度、いつもの明日を迎えたかった。
なぜ、この物語はこんなにも不揃いなのか。
その理由を知ったとき、ばらばらだった言葉が、あなたに届く。
Serialization Info
Web Novel