Synopsis

図書室で借りた文庫本。 面白かった一節の横に、「わかりすぎる」と書いた付箋を貼ったまま返してしまった。 次の週、同じ本を借りると、その付箋に見覚えのない字で返事が書かれていた。 「わかる。私も同じページで泣いた」 それから、本を借りるたびに始まった、名前も顔も知らない誰かとの小さなやり取り。 誰なのかは分からない。
でも、分からないままだからこそ続いているのかもしれない。 一分ほどで読める、小さな物語。
 「一分書庫」十四篇。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/19/2026
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