Synopsis
反逆罪で公開処刑を言い渡された公爵令嬢ヴィオラ。
婚約者だった王太子は勝ち誇り、義妹は涙を浮かべた。
けれどヴィオラは笑う。
「ええ。どうぞ処刑してくださいませ」
彼女が死ねば、王家の裏金、禁制品取引、証人の口封じ――すべての証拠が国外へ届く。
王太子はそれを虚勢だと思った。
処刑人が剣を振り上げた瞬間、王都中の鐘が鳴る。
「あら。もう届いたようですわね」
だが王太子はまだ知らない。
この処刑そのものが、半年前からヴィオラによって用意されていたことを。
Serialization Info
Web Novel