Synopsis

卒業の夜、侯爵令息セドリックは大広間の中央で宣言した。 「カタリナ・ドールトン。君との婚約を破棄する」 理由は、男爵令嬢を階段から突き飛ばしたこと。 身に覚えのない話だが、カタリナは反論しない。代わりに鞄から一冊の帳簿を取り出す。 その日、彼女がどこで誰と署名を交わしていたか。 そして、彼が「理由などいらん」と口にした瞬間に、何が失効するか。 侯爵領の銀鉱山から港へ出る道は、一本しかない。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu09/18/2026
  • Current殿方は、紙をお読みになりませんのね