Synopsis
夏が終わった。
クジラプールの僕は、倉庫の奥に片づけられた。次の夏まで、ずっとここで出番を待つしかない。
寂しい……。
そう思っていた僕の前に現れたのは、二本のツノを持つカッコイイ鬼さん。
「祭りに行かねぇか?」
こうして僕は、人生……じゃなくて、付喪神生初めての百鬼夜行に参加することになった。
河童、唐傘、謎の影。
人間には仮装行列にしか見えない妖怪たちと一緒に、秋祭りの夜を歩く。
夏の終わりは、寂しい。
だけど、夏が終わったからこそ彼は出歩けるのだ。
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