Synopsis

【PROJECT PRIZMVERSE】 本作は単独で楽しめます。他作品を読んでいなくても問題ありません。 森の災厄に、枕を作って持っていった。 使ってくれた。感想もくれた。 「小さい」 ――お客様、あなたの首、うちの家より太いんですが。 魔法と科学で星を渡る世界から、辺境の村へ生まれ直したエリオット。趣味は魔道具づくり。前世の便利な部品はないけれど、この村の陶土には魔力が通る。 眠りづらそうな巨体に枕を贈ったら、災厄モナが家までついてきた。朝ごはんを食べ、椅子をねだり、乾かしたての毛布にくるまって離れない。 雨の日にもふかふかになる乾燥棚。荷物の揺れを逃がす荷車。 商人娘が「これ、売れるよ」と笑う隣で、地元の職人と、試して、壊して、作り直す。 大きく作れば、壊れる。直せば、次の注文が来る。 今日も黒い災厄が、僕の作業が終わるのを待っている。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/18/2026
  • Current趣味の魔道具づくりで、森の災厄が懐きました ~魔法科学文明からの転生者は、辺境で好きなものだけ作って暮らしたい~