Synopsis
1998年、スティーヴン・スピルバーグの『プライベート・ライアン』が観客を震わせ、
『タイタニック』が異例のロングランを続けていた頃。
公衆電話から重夫が告げてきたのは、妹・沙織と映画に行ってほしいという、
どこか不自然で、どこか切実な頼みだった。
男子校育ちで女性に免疫のない主人公と、
女子校育ちで人との距離の取り方が少しだけ独特な沙織。
上野のマルイでの待ち合わせは、彼女の“螺髪のニット”と“袈裟のようなショルダーバッグ”によって、
忘れがたい光景へと変わる。
Serialization Info
Web Novel