Synopsis

会社を辞めた藤井修平、38歳。 自分の仕事じゃない。 そう思っていても、気づけば誰かの仕事に手を出している。 そして最後に残るのは、いつも自分の仕事だった。 六年勤めた会社を辞めて一週間。 自宅に、身に覚えのない「異世界の会社」の社員証が届く。 そこに書かれていたのは――「ネルヴァレスカ」。 そして玄関のドアを開けると、見知らぬ会社につながっていた。 その会社が扱うのは、異なる世界で起きる揉め事。 やがて修平は、 冒険者と魔物、 町とダンジョン、 人間と、人間ではない者たち―― さまざまな利害の間に立つことになる。 どちらかを勝たせるのではなく、 双方が「それなら飲める」と思える第三の着地点を探す。 剣も魔法も使えない。 特別な能力もない。 交渉の天才でもない。 ただ、話を聞いて、現場を見て、断られて、また聞きに行く。 これは、会社を辞めた普通の男が、 異世界で、利害の食い違う者たちの間に立つ、お仕事ファンタジー。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/16/2026
  • Current会社を辞めたら、異世界の社員証が届いた