Synopsis

私たち家族を引き裂いたこの世界が嫌いだった。 けれどそれはありきたりで、何処にでも起きたんだろうなっていう悲劇。 戦争なんて嫌いだ。けれどもっと嫌いなのは、その戦争を善しとした国。 沢山の悲劇があっただろう。戦場は一番過酷だったんだろうなって思う。 私をこの家へと引き取ってくれた魔術師から聞いた話は、とても悲しかった。 私は、家族が居なくて悲しかった。魔術師は、自分の罪を認めていた。それは、虚しかった。 彼は「好かれようと努力しなくていい」と言った。だから、家族になろうと思った。 彼は私を利用しようとしていた。だから私も、彼を利用しようと思った。 私は家族が欲しい。一人ぼっちは嫌だから。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/14/2026
  • Current魔術師と小さな従者