Synopsis

部屋に入ると彼女はクソを漏らしていた。 「……」  おむつを替え、ケツを拭く。数年前までは愛撫していた秘部が今は汚物に塗れている。俺はこの光景を見てなんと言えばいいのか、いや、何も言わない事が正解なのだ。黙って糞尿を拭く。発酵したような臭い。身体はきっと、健康なのだろう。 「……」  茶色く変色したウェットティッシュをゴミ袋に入れて、下着をあげ、パジャマを直す。彼女の目は虚ろでどこを見ているのか分からない。鯉のように口を動かしているのは腹が減っているからなのか、何か伝えたいからなのか。いずれにしもて、言葉がない以上俺には測りかねる。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/14/2026
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