Synopsis

39歳、製薬会社の営業・桐生遼。 医師でもない。薬剤師でもない。 薬を作ることも、診断することもできない。 ただ17年間、薬と医療現場の間に立ち続けてきた。 そんな彼が迷い込んだ異世界で手に入れた唯一の能力――《添付文書》。 薬や薬草に触れると、効能、副作用、禁忌、相互作用が見える。 この世界で「神から授けられた万能薬」と崇められている《聖樹の雫》。 しかし遼の目には、誰にも見えない赤い文字が浮かんでいた。 【禁忌】 「待ってください。その薬を飲ませたら、この子は死にます」 魔法なし。剣なし。調合スキルなし。 武器は《添付文書》と、17年間で培った「人を動かす力」。 薬を売ってきた男が異世界で初めて売るものは―― 「薬を使わない」という選択肢だった。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/13/2026
  • Current異世界MRは「その薬、本当に必要ですか?」と言った ~スキル《添付文書》で異世界医療を変える~