Synopsis

自分たちの発明なのに、特許が取れない。 研究主任・瀬尾が突きつけられたのは、過去に公開された一つの文書だった。そこには、開発した技術だけでなく、実験で得た数値まで記されていた。 だが、文書の公開は、その数値を測定する二年前。 まだ存在しない実験結果を、誰が、どうやって手に入れたのか。 情報の流出を疑い、調査を始める瀬尾たち。しかし、社内の人間による持ち出しも、外部からの盗難も、残された記録によって一つずつ否定されていく。 証拠を積み上げるほど、犯人がいなくなる。 研究成果を奪ったのは誰か。 そして、その罪は、いつ犯されたのか。 特許と時間、証拠と責任が絡み合う、全五話のSFミステリ。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/12/2026
  • Current細胞と因果