Synopsis

四十歳を過ぎて、ようやく手に入れた一戸建て。 斜め向かいには、誰も住んでいないはずの古い家があった。 ある晴れた日の夕方、四歳の息子がその家を指さした。 「まんまる」 二階の曇りガラスの向こうに見える、ぼんやりとした丸いもの。 晴れた日の夕方にだけ現れるそれを、いつしか僕たち家族も「まんまる」と呼ぶようになった。 ただ、いると少し嬉しい。 そんな、我が家の日常の一部になっていった。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/11/2026
  • Currentまんまる