Synopsis

森の奥、朽ちかけた礼拝堂でひっそりと治癒業を営む魔法使い・ルース。 青年ジークは、怪我をするたび彼のもとを訪れていた。 ジークが子どもの頃から姿の変わらないルースと、すっかり大人になったジーク。 ある雨の日、ジークは自分で手当てした傷と、覚えたばかりの薬草を得意げに見せにくる。 「褒めてほしいのか」 「うん!」 いつもと変わらない二人の時間。 やがてジークを見送ったルースは、静かになった礼拝堂でひとり目を閉じる。 雨音の向こうに、慣れ親しんだ足音を聞きながら。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/11/2026
  • Current魔法使いはその足音だけを聞き分ける