Synopsis
東の小国クオン王国の二の姫アリサは、西の大国ガイスト皇国との友好の証として、十三歳年上の騎士団総長ベルンハルトのもとへ嫁ぐことになった。
祖国では「貧相で醜い」と言われ、二十二歳になっても嫁ぎ先が見つからなかったアリサ。
初めて会ったベルンハルトは金獅子のような美丈夫だった。
一方のベルンハルトも自分を醜い男だと思っていた。
そんな彼の目に映ったアリサは、精霊と見紛うほどの絶世の美女。
「こんな素敵な方に嫁げるなんて嬉しい」
「なんと健気な姫なのだ……」
好意を伝えているはずなのに、なぜかまったく伝わらない。
言葉の壁、美醜の感覚の違い、十三歳の年の差、そして大きすぎる体格差。
どう見ても相思相愛なのに、本人たちだけがそれに気づかない。
そんな二人の、すれ違いだらけの政略結婚のお話。
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