Synopsis

しとしとと冷たい雨が降る険しい山道。数年前から始まった「世界樹」の枯死により、故郷を追われた避難民を乗せた馬車列がゆく。 護衛を務める少女アドラと、古びた大剣を振るう老戦士カルヴァー。殺伐とした車内の空気を和らげるため、カルヴァーは子どもたちに「決して折れぬ正義の騎士」の物語を語り聞かせる。 しかし、その古びた希望の物語は、突如として襲いかかった木々と同化した異形の「アンデッド」たちによって、無惨に引き裂かれるのだった。 守れなかった命、深まる自責の念、そして夜明けの空にそびえる頼りない世界樹の影。 今後長編小説として投稿する予定のプロローグ部分となっています。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu09/10/2026
  • Current短編 綴られぬ終幕