Synopsis

砂漠を旅する一羽のオオミチバシリ。 翼を持ちながら空を飛ばず、大地を走り続けるその鳥は、ある日、砂漠で迷った少女を見つける。 少女を導いたのは、鳥の鳴き声でも言葉でもなかった。 ただ、砂を蹴る小さな足音と、地平線へ続く足跡だった。 それから何年もの時が過ぎ、少女は再び砂漠を訪れる。 けれど、あの鳥の姿を見つけることはできない。 ただそこには、風に消えかけた足跡と―― どこからともなく聞こえてくる、懐かしい足音があった。 一羽の鳥が少女に残したものとは何だったのか。

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Kakuyomu
Kakuyomu09/07/2026
  • Current『空を飛ばない鳥』