Synopsis
健吾のもとへ、旧友の真也から奇妙な電話がかかってきた。
『健吾……聞こえるんだ。あの時と同じ鈴の音が』
翌朝、真也は鍵のかかった自宅で死体となって発見される。
首に残されていたのは、蜂に刺されたような小さな傷が一つだけ。
やがて、十七年前の夏祭りに居合わせた者たちのもとでも、同じ鈴が鳴り始める。
夜中に響く鈴の音。
蜂のお面をかぶった人間。
そして、四人だけが知る十七年前の秘密。
お面の下に隠されているのは、死者の顔か。それとも――。
これは、後に「鈴音蜂」と呼ばれる怪異が生まれるまでの物語。
Serialization Info
Web Novel