Synopsis

神崎恒一は、ポストに頭をぶつけて死んだ。 転生先で希望したのは「郵便局員」。 なのに与えられたのは――郵便ポストだった。 異世界の街角に固定された俺のもとへ、毎朝一人の美少女勇者が手紙を入れに来る。 表向きは、誰もが憧れる完璧な勇者。 けれど、その手紙に綴られているのは、 「怖い」 「逃げたい」 「誰かに弱音を吐きたい」 そんな、誰にも言えない本音ばかりだった。 動けない。 話せない。 俺にできるのは、彼女の想いをただ「預かる」ことだけ。 ――それでも。 彼女が危機に陥ったとき、俺は初めてポストから動く。 そして出会ったのは、才能ゼロと判定された魔法使い、無機物と会話できる少女――ルミナ。 ポストと、ポストと話せる少女。 二人は互いを信じ、新たな力を手に入れていく。 勇者を救うため。 誰かの想いを届けるため。 郵便ポストから始まる、ちょっと変で、ちょっと優しい異世界英雄譚。

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou08/15/2026
  • Current転生したら郵便ポストだったんです。