Synopsis
私と雪は、学校では双子ということになっている。
同じ名字なのを利用した、ただの嘘だ。
本当のことを知っているのは先生だけ。私たちが恋人同士であることを知っていて、それでも何も言わずにいてくれる。
だから私は、みんなの前でも雪の肩に寄りかかれる。
「ほんと仲いいよね」と笑われても、双子だからと答えればいい。
ただ、放課後に二人きりになったときだけは、その言い訳がなくなる。
誰にも見られない教室で、私たちはようやく、双子じゃない二人に戻る。
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