Synopsis
古書店「白紙堂」を営む榊原遼一のもとに、名前のない古い和綴じ本が持ち込まれる。
その本には、遼一自身の名前と、「次に忘れる者」という不気味な言葉が記されていた。
やがて遼一の周囲で、人の記憶から「名前以外」が消えていく奇妙な現象が起こり始める。
調べるうち、遼一は昭和四十二年の秋祭りと、白紙堂に集まった七人の子供の存在を知る。
そして、自分自身にも覚えていないはずの過去があることに気づく。
忘れられた名前を辿る、記憶と存在をめぐる怪異譚。
Serialization Info
Web Novel