Synopsis
二日間断食してなにをするかなんてのは、それしかない。
「いらっしゃい」
がらりと定食屋の戸を開けて、「瓶ビールをください」と一言。席に座り、わざとらしく店のメニューを見渡すが、頼むメニューは決まっている。
「はい、ビールです」
「ありがとうございます」
頼んだビールが運ばれてきたタイミングで追加注文。「カツ丼と醤油ラーメンください」。もうお分かりだろう。あの映画である。俺は今日、健さんごっこをするためにこんな場末の定食屋へやってきたのだ。
Serialization Info
Web Novel