Synopsis
私の通う高校には、奇妙な校則がある。
『裏門を通る時は声を出してはいけない』
そんな意味の分からない校則に興味を持った私は、友人と一緒に放課後の裏門へ向かう。
古びた門を抜けても、何も起こらない。
やっぱり、ただの変な校則だった。
そう思った私が何気なく口にした一言。
その直後、門の向こうから聞こえてきたのは――私自身の声だった。
そして翌朝。
いつもと変わらないはずの教室で、私はある違和感に気づく。
あの校則は、決して生徒を縛るためのものではなかった。
裏門で声を出してはいけない、本当の理由とは――。
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