Synopsis
夢を追って東京へ出てきた、二十三歳の羽川綾香。
歌って、踊って、誰かを笑顔にしたい。
ただそれだけだった彼女を待っていたのは、夢見る若者を食い物にする悪党たちだった。
訴えても届かない。
逃げようとしても逃がしてもらえない。
法律も、常識も、人の善意も通じない。
――ならば、そいつらには別のものを差し向ければいい。
その名は、**“閻魔”**。
浅羽隼人。
“朔”。
“燭”。
“メアリー”。
そして、松尾真一郎。
警察でもなければ、正義の味方でもない。
法の外側で、法では裁ききれない外道を始末する者たち。
これは羽川綾香一人だけの物語ではない。
浅羽隼人が“閻魔”に加わってから十数年。
彼らが始末してきた悪党たち。
彼らによって救われた被害者たち。
そして、地獄の入口で“閻魔”と出会った人々の物語である。
数話から十数話で一つの事件を描く、現代を舞台とした単元劇。
悪党には悪党なりの末路を。
踏みにじられた者には、その先の人生を。
「世の中そんなに都合よくいかない」
「現実なら、こんな奴でも逃げ切る」
「結局、被害に遭った側だけが泣き寝入りする」
――そんな、くそみたいに理不尽な現実だからこそ。
**フィクションの中くらい、あるべき因果応報を。**
目には目を。
歯には歯を。
そして――
**悪には、極悪を。**
『鉄槌教師』のような容赦ない制裁が好きな方へ。
『ビーキーパー』のような、悪党が触れてはいけない相手に触れてしまった瞬間から始まる痛快劇が好きな方へ。
あなたが悪党へ「そこまでやれ」と思った、その先まで。
“閻魔”がお届けします。
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