Synopsis
満月の夜になると、エステレラ国の城の塔から、神々しい高潔さをまとった光が現れた。
人々はそれを
『守護の月光』
と呼ぶ。
しかし、国王が崩御すると、その光は突如現れなくなる。
混沌とした時代に、正妃カミラから第二王女として生まれたエステル。ルーカス王の寵愛を一心に受けている側室ソフィアから、その特別な立場を軽んじられ、王宮の片隅で日陰の存在として扱われてきた。
ソフィアからの陰謀に、何度も挫けそうになるたび、持ち前の明るさと聡明さで、ソフィアの罠から逃れようと、必死に足掻くエステル。
しかし、大きな問題に直面し"王女エステル"としての自分に嫌気が差したエステルは、男装をして城を飛び出す。そこで出会ったのは、エステレラ国と敵対するルワ国の貴族の少年だった。
彼女の聡明さに気づき、忠誠を誓う専属騎士。
そして、敵国からやってきた謎めいた貴族の少年。
それぞれの信念を胸に秘めた彼らが、共に王宮の闇に立ち向かう。
運命の歯車が回り始める中、エステルは仲間たちと共に未来を切り開くため、秘められた知恵と勇気を解放する。きらびやかな世界の裏で起こる、権力争いや知略の物語が、幕を開ける。
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