Synopsis

外は、音もなく降り積もる白い雪に満ちていた。 記憶を失った男が目を覚ましたのは、どこかもわからない小さな和室だった。 そこにいたのは、青磁色の角と大きな尾を持つ、 名前も知らない龍人娘。 二人を隔てるのは、ひとつのこたつと小さなみかんの山だけ。 過去も、正体も、何も知らない。 それでも、ふたりはただ、静かな時間を分け合っていく。 雪深い世界の小さく温かな和室で紡がれる、すこし不思議で可笑しい、日常の物語。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu08/19/2026
  • Current記憶なき男とポンコツ人外娘は、今日もこたつで茶を啜る