Synopsis
とある事情から逃れるため、亡き祖父の遺した「幽霊屋敷」へ引っ越した青年・椋原透。
そこで透を待っていたのは、ぬいぐるみを抱えた少女・ヒナや、優しくも底の知れない良字をはじめとする、個性豊かな怪異たちだった。
食事を作り、悩みを聞いてもらい、奇妙ながらも穏やかな共同生活を始める透。屋敷には、祖父が集めた危険な呪物や悪霊が数多く残されており、招かれざる客も訪れ……?
人間に傷つけられ、怪異に救われた青年が、人ならざる者たちと手を取り合い、新たな怪異退治に挑む現代妖怪ファンタジー。
【登場人物紹介】
椋原透(むくはら とおる)
主人公。社会人をしていたが、元恋人やストーカーに悩まされ、退職。亡き祖父の残した「幽霊屋敷」に逃げるように引っ越した。明るく素直な性格で、押しに弱い。亡き祖父譲りの「怪異を浄化しかねない澄んだ声」と、生き別れた父譲りの「怪異を見る目」を活かし、怪異退治への道を歩む。
ヒナ
高校生くらいに見える少女の怪異。言葉数も少なく表情の変化も乏しいが、目を輝かせたり頬を膨らませたりと、愛想が悪いわけではない。「ひとりかくれんぼ」の怪異。固有能力は、人間・怪異・霊を2時間だけぬいぐるみに変えること。親しくなった際に主人公に発揮される能力は、お米運が上がり、無償で米を入手できる確率がアップすること。
良字(りょうじ)
50代くらいの男性に見える怪異。人当たりが良く柔らかいが、どこか裏のありそうな雰囲気が漂う。「不幸の手紙」の怪異。固有能力は、言葉(紙に書いてあるもの)を飲み込むと、それが二度と叶わなくなること。親しくなった際に主人公に発揮される能力は、書いた文字に霊力が宿りやすくなること。
管菜(かんな)
とても小柄で細身の女性に見える怪異。偉そうに振る舞いつつも、面倒見が良い。「クダギツネ」の怪異。固有能力は、青い小型の狐を使役する(最大75匹まで)こと。親しくなった際に主人公に発揮される能力は、人間の嘘を見破れるようになること。
貴也香(あてやか)
大柄で、手に水かきのある女性の姿をした怪異。上品に振る舞い穏やかながらも、年齢のことだけは尋ねられたくない。「アマビエ」の怪異。固有能力は、未来視ができること。親しくなった際に主人公に発揮される能力は、病気にかからなくなること。
Serialization Info
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