Synopsis

実家の物置で見つけた、1987年製の謎のレトロゲーム『黄泉』。 幼馴染の葵と懐かしみながらプレイしたそのゲームは、現実の部屋をレイド領域(ダンジョン)へと変貌させる、呪われた「脱出シューター(EFT系)」だった。 画面の中の怪異に左腕を喰われ、現実の左腕もドット絵のノイズと化して完全に沈黙する。 死の恐怖にパニックに陥る葵と、画面越しに事態を目撃して騒然となるネット掲示板のスレ民たち。 だが、重度のゲーマーである主人公・真壁 陸(まかべ りく)は、絶望するどころか不敵に笑っていた。 「腕一本取られたままで妥協して脱出とか、ゲーマーのプライドが許さねえよ」 陸は激痛に耐え、右手一本の変則プレイで理不尽な昭和の怪異たちに反撃を開始する。 市役所勤務の圧倒的情報処理能力で「最強のオペレーター」として覚醒した幼馴染の葵。 1/60フレーム単位で敵の隙を解析し、攻略法を投下するスレのコテハン【解析班】。 そして、異常なメンタルとプレイスキルで敵を蹂躙していく陸。 ――指定された脱出地点(イグザジット)は、自室の玄関。距離はわずか8メートル。 だが、倒した敵の戦利品(ドロップ)を回収して生還しなければ、ロストした左腕は永久に還元されない。 制限時間は10分。廊下には怪異の群れ。そして迫り来るエリアボス。 これは、片腕を奪われた狂気のゲーマーが、幼馴染とネットの集合知(スレ民)を武器に、現実を侵食するレトロゲームをハックして完全攻略するまでの物語。

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou08/05/2026
  • Current【完結済み/全15話】【検索してはいけない】実家から出てきた8bitの脱出シューター『黄泉』をプレイしたら、自分の部屋が「脱出地点」になっていた