Synopsis
「そうして少しでも……こっちを見て欲しかった」
大陸統一を成し遂げた偉大なる皇帝……神にも等しいその男を殺した大罪人は、かつて神童と呼ばれた青年だった。平和を壊し、国を狂わせた男『竜』は、ただ一人を守るためだけに、その手を血で染め上げた。
凄惨な家庭環境に生きていた竜は、実家に勘当され、戦争の英雄『軍神』に引き取られる。彼はそこで、軍神とその息子『雅』と家族になった。家族として共に過ごしつつ、ゆっくりと心を通わせていく彼らだったが、徐々に血生臭い、帝国を巡る不条理な陰謀に巻き込まれていく。
屍の上に建つ、脆き平和に固執する大帝国『東凱』。そこに近づく、確かな革命の足音。退廃する世界の中で、居場所を渇望した天才達の、愛と大罪の物語。
Serialization Info
Web Novel