Synopsis

会社員・白川菜々。悪魔からの求婚、堕天使からの問い、忘れられた女王との再会——そのすべてを乗り越えたはずの平穏な日々に、奇妙な物忘れが忍び寄る。 大切な記憶が、少しずつ欠けていく。なのに——あの夜の恐怖だけは、なぜか鮮明なまま。 机の引き出しの奥から出てきた、見覚えのない黒い栞。「返却期限が過ぎています」 導かれるように迷い込んだ夢の中、そこは、すべての記憶が本として保管される「奈落図書館」。静かな司書は、微笑みもせず、こう問いかける。 「どのページを、消しますか?」 痛みを手放せば、楽になれる。けれど、消えるのは痛みだけではないとしたら。 記憶と後悔の物語。ダークファンタジー・シリーズ「ナナ・クロニクル」第四作。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu08/03/2026
  • Current奈落の司書 ~失われた頁~