Synopsis

※タイトルは『てんのちょうき、うみのげつろ、つむぎおりなして』と読みます※ 今を生き残るため、狐の面を貼り付ける少女と狸の皮を被る男。狐と狸。互いに本心を隠すふたりは、天と海を巡る命脈の乱れに因る怪奇事件に直面するーー。 物語の舞台は、海に浮かぶ島々の帝国、溟(めい)国。 溟国では、"ひとは死せば魂(たましい)は天の国へ魄(うつわ)は海の国へゆく。生命には命脈が流れ巡り、死者の魂魄は真っすぐな命脈で繋がれる。"と考えられており、この命脈を整えるのが脈結師(みゃくゆいし)である。 行方知れずの母親を探すため相棒の朔(さく)とともに溟(めい)国の都、天安を訪れた脈結師の少女、蘇杏(フー・シン)。蘇杏はある日、延寿(イエンショウ)と名乗る胡散臭い美男と出逢う。彼の助言に従い母親の手掛かりを得た蘇杏(フー・シン)は、代わりに延寿(イエンショウ)の願いを叶えることとなり……。独自の生死観に基づく怪奇ミステリ×古代中華風ロマンス。 ※本作は各種名称の考案・中国語翻訳、および設定の整理にGoogleのAIサービスを用いています。設定そのものおよび本文作成には利用しておりません。 【登場人物】 ・蘇杏(スー・シン):狐みたいに胡散臭い笑みをたたえる、野良の脈結師の少女。十六歳。 ・朔(さく):白銀の髪に瞳をした美男。正体は作中にて。蘇杏のことを杏ちゃん(阿杏、アーシン)と呼ぶ。 ・延寿(イエンショウ):どこぞのお坊ちゃんのような装いをした二十代の美男。正体は作中にて。 ・叔文(シューウェン)/劉 恒(リウ・ヘン):地位について間もない若皇帝。 ・霍 郎中(フオろうちゅう)/霍 驍(フオ・シャオ):皇帝派。皇帝の護衛官。字は季実(ジーシー)。 ・霍 瀾騎(フオらんき)/霍 駿(フオ・シュン):皇帝派。首都天安の警備を司る兵士。霍郎中の兄。字は季真(ジージェン)。 ・封 小黄門(フォンしょうこうもん)/封 豊(フォン・フォン):皇帝派の高位宦官。 ・宋 侍郎(ソンじろう)/宋 毅(ソン・イー):太皇太后派の秘書官。 ・杜 長使(ドゥちょうし)/杜 瑞(ドゥ・ルイ):第十位の妃嬪。 ・簡 順(ジエン・シュン):杜 長使に仕える下級宦官。 ・王 美人(ワンびじん)/王 媖(ワン・イン):第六位の若い妃嬪。 ・李 恵(リー・フイ):王美人に仕える宮女。 ・閔 拓(ミン・トゥオ):都天安に宿を構える男。 ・閔 楡(ミン・ユー):閔拓の娘 ・蘇 綸(スー・ルン):蘇杏の母親 ・蒼(そう):金髪に金色の瞳の美男。正体は作中にて。 【参考文献】 ・柿沼陽平監修、イラスト図解 中華後宮辞典、2025年、河出書房新社 ・渡辺信一郎著、増補 天空の玉座、2024年、法蔵館 ・金谷治著、中国古代の思索 史と運命、2022年、法蔵館 など

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Kakuyomu08/02/2026
  • Current天の朝暉、海の月路、紡ぎ織りなして