Synopsis

午前二時十七分、五年前の洪水以来、一度も鳴っていない救助鐘が鳴った。 同じ夜、防災センターの倉庫から医薬品が一箱消える。扉の封印は破られておらず、出庫記録も残っていない。 危機管理課の臨時職員・三枝奈緒は、鍵、帳簿、赤土の足跡、消された災害記録を手がかりに調査を始める。 やがて事件は、行方不明になった少年と、五年前に記録から消された住民たちへつながっていく。 救助鐘を鳴らしたのは誰なのか。 薬箱を動かした目的は何なのか。 一つに見えた事件の裏には、別々の罪と、それぞれの正義が隠されていた。

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Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou08/01/2026
  • Current二時十七分の救助鐘」