Synopsis
始まりにして終わりを司る唯一神――オルカナ。
神々の頂点に立ち、他の神々から畏怖される存在でありながら、本人は気ままに昼寝を楽しむほどのんびりした性格だった。
ある日、目を覚ますと見知らぬ森に迷い込んでいた。
そこは、自分が創った世界ではない。
どうやら、どこかの神が創造した異世界へ迷い込んでしまったらしい。
帰ろうと思えばいつでも帰れる。
だが、悠久の時を生きるオルカナは「せっかくだし、この世界を見て回るのも悪くない」と旅を始める。
道を尋ねようとした先で出会ったのは、盗賊に襲われる王女ソフィア。
本人は助けるつもりなど一切なかった。
ただ道を聞きたかっただけ。
しかし、挑まれた以上は容赦しない。
盗賊団は一瞬で壊滅し、オルカナはソフィアと共に王都へ向かうことになる。
「わしは始まりにして終わりの神じゃ。」
本人は正直に名乗る。
だが誰も信じない。
一方で、この世界の神と、ごく一部の実力者だけは気づき始める。
――この少年は、この世界にいてはいけない存在なのだと。
これは、神々すら恐れる最強の神が、何気ない旅のつもりで異世界を歩き、その存在だけで世界の常識を塗り替えていく異世界ファンタジー。
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