Synopsis
曹操孟徳、孫家三代、劉備玄徳――
これは、三国志を華々しく彩った曹・孫・劉の英傑たちが、立場を超えて手を組む熱き歴史IF――ではない。
むしろその逆を行く、曹・孫・劉、末期の三名。
曹奐《そうかん》……もはや司馬一族が実権を握る国内で、傀儡となるしかなかった魏のラストエンペラー。
孫晧《そんこう》……魏も蜀も滅び、ぶっちゃけ三国志の体を為していなかった晩年に、暴君としてしっかり三国時代にトドメを刺した呉のラストエンペラー。
劉禅《りゅうぜん》……幼名の〝阿斗〟が愚者の代名詞のように扱われていることはあまりにも有名な、蜀のラストエンペラー。
魏呉蜀の滅亡に携わり、三国志を終わらせたラストエンペラー三人組が、低評価の下馬評を今こそ覆して反逆する――訳でもなく。
本当の本当に、ただ穏やかに生きていきたいためだけに手を組んだ結果……思いがけず好評価を得たり、意図せず手柄を挙げちゃったり!?
ただ生き延びたいだけの三人組は、これで本当に穏やかな余生を送れるのか――!?
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