Synopsis

「必ず、必ず生きて帰ってきて」 激しさを増す戦争のなか、母から小さな御守りを手渡され、僕はひとり戦場へと向かった。 雲ひとつない、どこまでも続く綺麗な青空の下で、僕は敵兵と対峙する。 目の前に突きつけられた銃口。それが、僕のすべてが消える最期の瞬間だった──。 戦争が終わってもなお、私たちの平穏を奪い続ける、消えない戦場の傷跡。 敵と味方。交錯する二人の魂の叫びと、残された者が歌い続ける、悲しみのレクイエム。 (※前後編・完結済) ※ この物語は、戦争によって失われた命と、戦後もなお心に傷を抱えて生きた人々へ思いを寄せて書いた短編です。 特定の立場や国を描くためではなく、一人ひとりに大切な家族や人生があったことを忘れないために。 この物語が平和について考える小さなきっかけになれば幸いです。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Kakuyomu
Kakuyomu07/31/2026
  • Current鎮魂歌――犠牲になった全ての魂へ捧ぐ祈り――