Synopsis

音こそが力の世界。歌えば火が灯り、奏でれば傷が癒える。 そんな世界で、セロは声を持たない。魔法も使えない。元神官の、ただの静かな青年だ。 相棒は手のひらサイズの妖精フィーネ。口は悪いが世話焼きで、喋らないセロの分まで百倍うるさい。 ――彼女は本当は、人間だった。セロの命を救うために、妖精になった幼なじみだった。 彼女を元に戻す方法はただひとつ。世界に散らばった七つの〈神の旋律〉を集めること。 音を喰らう魔物と、偽りの歌で人を操る者が待ち受ける旅路で、やがて明かされる。 「音のない男」が、この世界に生まれた本当の意味を。

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Kakuyomu
Kakuyomu07/31/2026
  • Current世界はいまも歌っている ―声のない神官と、うるさい妖精―