Synopsis
午前四時、頭の中の冷却ファンが暴走する。
犬のウンコに芸術を感じ、祖母の葬式で原価計算をし、自販機の「売り切れ」に号泣する。
そして燃えるゴミの日には、ペットボトルの民を率いる司令官になる。
四十を過ぎた男の脳内では、冷血な計算機と情緒不安定野郎が今日もプロレス中。
そんな矛盾だらけの一日を最後に待っていたのは、冷え切ったハンバーグだった。
人生は壮大で、深遠で、どうしようもなくくだらない。
それでも人は、焦げたハンバーグを食い、電気を消し、明日へ行く。
たぶん。
知らんけど。
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