Synopsis

停滞に覆われ、緩やかに滅びへ向かう世界。 その命運を変えるため、日向の若き神王・イワレは、兄イツセとともに東の果てにある絶対領域「ヤマト」を目指す。 目的は、ヤマトに眠る【世界の根源】を解放し、停滞した世界の理そのものを新たなものへと変えること。 二人の前に数百万の魔王軍が立ちはだかるが、兄イツセは絶対の神剣によって軍勢を一撃で消し去り、弟イワレもまた、あらゆる障害を退ける黄金の道を生み出して進み続ける。 しかし、ヤマトの入口・孔舎衛坂で、東方の絶対的な守護者ナガスネヒコと遭遇する。 イツセの必殺の一撃すらも跳ね返す「天津神絶ちの盾」。 初めて敗北を喫したイツセは、自らの命と引き換えに、東へ向かう者には太陽の理が牙を剥くことを見抜く。 「太陽を背負え」 兄の最期の言葉を胸に、イワレは東ではなく南へと進路を変える。 向かった先は、天の理さえ届かない死の迷宮・熊野。 そこで出会った三眼の神使・八咫の導きによって、イワレは世界の絶対法則すら消し去る神剣【フツノミタマ】を手に入れる。 そして太陽を背負うことに成功したイワレは、再びナガスネヒコの前へ。 神鳥・金鵄の祝福を受けた神王は、フツノミタマによって絶対障壁そのものを消滅させ、ついにヤマトへの道を切り開く。 その先で待っていたのは、東方の古代神・ニギハヤヒだった。 戦いではなく継承を選んだニギハヤヒから神宝を受け取ったイワレは、ついに【世界の根源】へと辿り着く。 兄の犠牲、数々の敗北、そして東征の果てに手にした力。 すべてを胸に、イワレは世界の根源へ神剣を突き立てる。 そして――世界の理そのものを書き換える。 停滞していた大地に生命が戻り、世界を覆っていた瘴気が晴れていく。 神々が支配する時代は終わりを告げ、人々が自ら未来を歩む新たな時代が始まる。 それは一人の神王が世界の中心へ辿り着き、神話を終わらせるまでの物語である。

Serialization Info

Web Novel

Service languages
Syosetu wo Yomou
Syosetu wo Yomou08/10/2026
  • Current東照の王