Synopsis
王立学院の卒業夜会。
王太子アーネストは、子爵令嬢ミレイアを伴って現れ、婚約者である公爵令嬢ロザリンデへ婚約破棄と断罪を突きつけた。
けれどロザリンデには、どうにも分からないことが多すぎた。
その罪は、いつ起きたのか。
誰が見たのか。
証拠はあるのか。
なぜ正式に調べなかったのか。
そして何より――。
「わたくしの罪とやらを正す前に、別の女性を侍らせていらっしゃるのは、どういう了見でしょうか?」
ひとつずつ確認していっただけなのに。
気づけば話は、王太子だけでは済まなくなっていた。
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