Synopsis
一枚の便箋に残された言葉――
『生きて。忘れないで。』
果物を愛する探偵・瑪瑙可南子と、助手で記者の東雲将流。
古書に挟まれた一通の手紙が、ふたりを導く。
それは、ある家族に受け継がれてきた、静かな“想い”の記憶。
光に浮かぶ文字。沈黙の書店。閉ざされた家。
そして、時を越えて見つかった静かな祈り。
その声は、遠い春の日から、現代へと届く。
果実の香りとともに綴られる、
優しくて切ない“記憶のミステリ”。
――忘れないで。
Serialization Info
Web Novel