Synopsis

医者に勧められ、健康のために、毎日のように地元の小さな「狐山」に上る山田。 山頂近くの小さな祠に手を合わせ、弁当を食べるのが、長年の習慣だった。 夏休み、帰省した娘一家と、その祠のそばで弁当を広げる。 孫がこぼしてしまった塩が、祠の玉砂利にかかった瞬間、山田は見た。 石が、ぱっと消えたのを。 見間違いだと笑う家族。でも山田だけは、そのことが頭から離れない。 気になった山田は図書館へ向かい、狐山に残る古い伝承を調べ始める──。 少し不思議で、少しさびしい、ある夏の記録。 (noteから転載)

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Kakuyomu
Kakuyomu07/14/2026
  • Current狐山の石