Synopsis

「帝国は常に王国を狙っている」  王国は常にこの言葉に溢れている。  この恐怖は本当のことだ。係争地帯ではいつも師団規模の戦闘が生起しかけている。それでも、大規模攻勢に帝国が移らないのは、世界で初めて王国が魔術師による専属師団を編成したことにある。たった一個中隊で帝国の侵攻を止めてしまう。  これは半分本当で半分は嘘だ。  僕はそれを知っている。  僕は、自分を許せない。  僕は、帝国を許さない。王国も……。でも、全てが悪いわけじゃない。  いつか平和になるのだろうか。いつか、幸せが来るのだろうか。いつかいつかいつか。いつか、僕は僕を許せるのだろうか。

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Kakuyomu
Kakuyomu07/13/2026
  • Current逃げ出した僕は戦いを選びたくない