Synopsis

大砂海の底に眠る、100年の偽りの繁栄。 街の住民たちが崇拝するのは、盲目の砂底の神――。 異界の神の「繭」から少女クリスタを救い出し、人間の法を守るため、法官エドガーは世界の境界を維持する『通行大帳』を叩き割った。 崩壊する偽りの街。外界へと続く唯一の光。 決死の跳躍の末、二人は突き抜けるような青空の下へと生還した、はずだった。 事件は中央政府によって隠蔽され、取り戻したはずの平穏な日常。 しかし、エドガーの耳にだけ聞こえ始める、世界が書き換わるような時計仕掛けの音。 猛烈な渇きの果てに、彼の口から零れ落ちたのは――。 「次の『記録』を始めましょう、法官様」 まぶたを失った少女が微笑む時、日常はすでに、手遅れの絶望に侵食されていた。 ※全4話完結のソリッド・ダークファンタジーホラー。

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Kakuyomu
Kakuyomu07/13/2026
  • Current『塩の繭(サル・テラ)』