Synopsis
『迷宮都市の依頼屋 ― 銀鈴が鳴る夜 ―』
第四話「値段のつかないもの」
市場区で、古い魔導具が消えている。
盗まれるのは、高価な品ではない。
古い保温箱、壊れた音鳴り鳥、割れた灯火瓶。
誰かにとっては安物でも、誰かにとっては暮らしの一部だったもの。
黒筋の魔石を調べるため市場区を訪れたリオスとカレンは、記録から消された小さな盗難事件に関わることになる。
銀鈴は、今夜鳴らない。
けれど、鳴らない夜だからこそ、守られるべきものもある。
Serialization Info
Web Novel