Synopsis

二〇五〇年元旦、科学文明が限界に達した〝地球=テラ〟と、魔法文明が限界に達したもう一つの地球〝マギアース〟は、衰退した双方の世界の生命力を取り戻すために融合、一つの新しい世界=〝マギテラ〟に生まれ変わった。新世界〝マギテラ〟ではマギアース側は魔法の力が半減、亜人やモンスターも大きさや能力が半減し、地球側は電子制御機器が使用出来なくなり、生活は地球の1950~60年代に逆戻りしていた。電子制御機器の使えない世界では、大量の食料の生産・輸送・消費が出来なくなり、世界中の各州や県などは関税を掛けて収入源としていた。  しかし、どんな世界にも抜け道はある。魔法で小さくした食料をチューンした自動車で、税関を突破し関税を払うことなく運ぶ闇流通=〝ロードランナー〟という存在があった。  〝ドライバー〟と〝ソーサラー〟は特別にチューンした〝ケンメリ〟スカイラインGTRを駆り、地元警察やバウンティハンターのジェーン・ランダルの追跡をものともせず、様々な食材をエスサァリイ・トウキョウ=東京に運んでいる。今日も二人は、巨大マグロを時間内に運ぶゲームに勝利、賞金をゲットしていた。  二人は闇流通の女元締め・ミストラルの依頼で、ナイラグル・ニイガタ州から五十トンの米を運ぶ仕事を受ける。その道中〝ドライバー〟はアイリーンという女性に捕まってしまい〝人生の墓場〟に連行される羽目になる。  脱出した〝ソーサラー〟はエスサァリイ・トウキョウに戻り、ミストラルの助けをもとにジェーン・ランダルと同化、デクマダウン・トオカマチ署から〝ドライバー〟を救出する。逃走しようとする〝ドライバー〟と〝ソーサラー〟の前にアイリーンが立ち塞がるが、特注銃と粋な漢の心意気で何とか乗り切る。さらに闇米の倉庫を襲撃した知事を、〝ソーサラー〟は本当の力を発揮して、知事が持ち出した戦車ごと撃破してしまう。  〝ドライバー〟と〝ソーサラー〟の絆は深まり、お互いを相棒と呼び合う二人は今日もまた、スカイラインGTRを駆って食材を運ぶのであった。

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Kakuyomu
Kakuyomu06/21/2025
  • Currentケンメリ! ロードランナー、GTRで新世界爆走中!