Synopsis

高校一年生の、七月。私(桔梗凛音)の友達である紫藤幸歌が失恋した。  幸歌が恋をしていたのは同じ配信部の先輩。名前は桜野美雨で、幸歌と同じ女性だった。そして、その先輩は、同じ部の同学年の女子、白草夢乃と付き合い始めた。桜野先輩が女子と付き合い始めた事実は、幸歌の失恋をより一層辛いものにしていた。同性でもいいのなら、自分にも可能性はあったのではないか、なんて。  失恋した日、幸歌は泣いた。  その泣き顔がとても綺麗で、私は幸歌に恋をした。それが恋の始まりとしては歪なものだと思いながらも、その感情を消し去ることもできなかった。  幸歌は、もう振られたも同然なのに、桜野先輩を好きなままでいる。  私は、桜野先輩を思って傷つき続ける幸歌への思いを募らせる。  歪な恋が、私たちに変化をもたらす。

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Kakuyomu
Kakuyomu07/06/2026
  • Current失恋に泣く友達があまりにも綺麗だったから、私は彼女に恋をするしかなかった。