Synopsis

小夜子は、正しいことをしているだけだった。 職場の先輩が不倫していた。 それを知った小夜子は、人事部に報告した。 間違ったことは、正しい形に戻さなければいけないから。 けれど先輩は怒り、小夜子を責めた。 「死んじゃえ……正義の味方」 傷ついた小夜子を慰めてくれるのは、たった一人の味方である兄だけだった。 兄はいつも言ってくれる。 小夜子は間違っていない。 みんなが歪んでいるだけだ、と。 正しいことをしているはずなのに、どうして世界は綺麗にならないのだろう。 鏡よ鏡。 この世で一番綺麗なものってなあに?

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Kakuyomu
Kakuyomu07/06/2026
  • Current鏡よ鏡