Synopsis

高校生になった“由希”は、海岸で泣いていた。  四月から始まった高校生活。そこに、親友の“日向”の姿はない。春休み、海岸で突如告げられた別れ。聞かされていないどこかへの引っ越し。  送ったLINEも既読が付かず、寂しさと不安だけが募っていく。  新生活の緊張と、いなくなった親友への喪失感が、由希の心に水を貯めていく。ギリギリ保っていた並々の水は、とある事件をきっかけ溢れだす──。  なにも特別じゃない、リアルな日常と、思春期特有の繊細な感性。瑞々しく切ない青春小説──。

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Kakuyomu
Kakuyomu07/05/2026
  • Current並々の水