Synopsis
Vチューバーとして活動していたユイは、突然の交通事故によって声を失った。
純粋に配信を楽しんでいたユイは生きる希望を失い、自ら人生を終わらせようと夜の海岸へと向かう。
だがそこで、ユイは健介という男性と出会う。
AIを活用する動画編集者だった健介もまた、身に覚えのないAI犯罪の濡れ衣を着せられ、所属していたVチューバー事務所を追い出された上、3年間付き合った恋人のミカを同じ事務所に所属する雄二に奪われる形で失った。
最期の会話と、お互いの心境を話し合うユイと健介。
『もっと配信を楽しみたかった』
涙を流すユイのスマホから漏れた本音に哀れみを感じた健介は、一筋の希望を語る。
「君の声をAIに読み込ませて……もう一度、Vチューバーをやりませんか?」
人生に絶望した死を選ぼうとしたユイは、わずかな希望を胸に秘めて、健介と共にバイトに明け暮れながらもAIを活用しつつ、Vチューバー活動を再開する。
一方のミカは、何も知らずに健介を陥れた雄二と交際しながらVチューバー活動を続けていた。
新しい彼氏と人気が上昇し続けるVチューバー活動……。
ミカは心の底から幸せを噛み締めていた。
だが彼女は知らない。
この先に死ぬよりつらい絶望が待っていることを……。
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