Synopsis
線香花火の火の玉が落ちるまでの数秒。花火大会の、みんなが空を見上げた一瞬。短冊に願いを書く手。祖母と歩いた夏祭りの夜。
四つの夏を書きました。掌編が三本と、短編が一本です。
どれも、何かが起きる話ではありません。ただ、そこにいた人たちが、その夏をどう過ごしたか。それだけを書いています。
最後の一本「なつ」は、小学生の女の子の視点で書きました。彼女には、ただ楽しい一夜です。でも読んでくださる方には、少し違って見えるかもしれません。
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